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 輸送機のそばに屈強な男たちが集まっていた。
 そこは軍の施設だったが彼らだけは私服だった。
 ブラックウェルたちの車が集まった男たちのそばに停まった。
「なんだ? その格好? 葬式帰りみたいだぜ」
「違うよ。教会でコーラスしてたんだ」
 ブラックウェルとコルテスは黒いスーツを脱ぎ捨てた。
「お前らは、元気だったか?」
「まあな」
「俺の方はベガスで楽しんでる最中に召集だ」
「どうせ、負けていたんだろ?」 ブラックウェルはトランクを開けて装備を取り出した。
「馬鹿いうな。くそ勝ちしてたんだぜ」
「ああ、そうだろうな」
 戦闘服に着替えるとアマースーツを羽織った。
「本当だぜ」 男はなぜかこだわった。

 隊長がスーツ姿の男と一緒に現われた。
「聞け!」
 隊員たちが全員、隊長の方を向いた。
「我々は今から東ヨーロッパの某国に向かう。今回の相手は大物だ」
「血祭りに上げます!」
 誰かが声を上げた。
「頼もしいが油断はするな。敵は金で雇った用心棒で周囲を固めている。NATO軍のバックアップはあるが相手の装
備を負けてはいない」
「そっちは殺っちまってもいいんですか?」
「我々は殺し屋ではない。極力避けろ」

「どうやって見分ける?」コルテスが小声で言った。
「片っ端から杭を突き立てる。灰になる奴が"当たり"」
 ブラックウェルは無表情でそう言った。

「よーし! クワイヤーボーイズ! いくぞ!」
 合図と共に黒ずくめの男たちは輸送機に乗り込んでいた。
 
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