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「さっきの話じゃないが今年もクリスマスイブは署で過ごしそうだな」
「いいんじゃない? そんな人間もいても」
「二人もいれば十分だ」
「あなたと私だけ?」
「そうだ」
エディが途中で立ち止まった。
「何? どうしたの?」
エディは若いパトロール警官を見つけると手を振った。
「おーい! トニー!」
呼ばれた警官は呼び声に気がつくと笑顔で手を上げた。
「トニーだ。ほら話したことあるだろ? 俺の甥っ子だ」
「そういえば聞いたような気がするけど」
「いいヤツだ。こいよ。紹介してやる」
二人はパトロール警官の所に近づいた。
「エディおじさん」
「よう、何してるんだ? お前、三八分署だたったろ?」
「こっちに転属になったんです。野次馬整理に借り出されたんですよ」
「相棒のステイシーだ」
「トニー? 噂は聞いてるわ」
ステイシーは手を差し出した。
「どんな噂です? 良くない事?」
「いい警官になるって」
「努力中ですけどね」
トニーはステイシーの手を握り握手を交わした。
「どうだ? 腹減ってないか? みんな」
ステイシーは腕時計を見た。
「ランチにはまだ少し早いけど」
「たまに早く昼飯を食うのも悪くないだろ?」
「叔父さん、僕はまだ仕事ですよ」
「こんなところ他の者にやらしておけばいいだろ。何よりも俺の腹が減っているんだ。さあ、行こ
うぜ」
そう言うとエディは車に向かった。
トニーとステイシーは顔を見合わせた。
「おい! トニー。俺の車について来いよ」
トニーは諦めた感じで肩をすくめた。
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