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「サンタクロースだと? サンタだと? サンタが組織の金を狙っているってのか?」
「ええ、現場にもサンタの格好をした男が居合わせてます。警察からの内通者からの情報で
す」
「なるほどだがな、この季節、サンタの格好をした奴なんて腐るほどいるだろ」
「金やヤクを入れたバッグを担いでも何も不自然じゃないいでしょうな」
「くそサンタめ! つまり相手はひとりってことか。きっと、ヤクや金の事を嗅ぎ付けたどこかの
チンピラにちがいねえ」
「それは時期尚早でしょう」
「どっちのにしろ俺の金を狙っているのには違いねえ。ならくれてやろうじゃねえか」
「は?」
「今週は今夜の集金が最後だ。いいか、そこに罠をはるんだ」
「そいつは良い考えかもしれませんが・・・・・・しかし、そう都合よく来ますかね」
「この集金は今年一番の高額の予想だ。間違いなくそのサンタ野郎は来る! それと念のた
め集まる金の金額を倍でふれまくれ。罠をしかけてやる。総出で待ちぶせするんだ」
「なるほど」
「手下を集めろ。ありったけの武器を持たせるんだ」
しかし、ガンビーノは気付いていなかった。それはこの屋敷の警備を手薄にさせることになっ
ることを…… |